【胃痛を治す!】胃・大腸内視鏡検査で異常がないのに胃痛が!症状と治療経過について
こんにちは。胃痛改善のため健康的な生活を模索している「スズメ」です。
このページに、検索などをして、たどりついた方は胃痛にお悩みの方が多いのではないでしょうか。
特に、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を受けて何も異常がなかった方。
医師からは異常はないが、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などと言われたことがあるという方ではないでしょうか。
心境としては、検査で重い病気ではないことがわかり、安心はした。ただ異常がないのに胃痛が治まらないから困っている。という感じでしょうか。
そして、どこかに胃痛を治すよい方法がないかとネットで探しておられたり、頭のすみにいつも考えて生活することになっていたりするのではないでしょうか。
私もネットで何度も「胃痛 治す方法」などと検索をしました。
すると治す方法などのサイトも多くあったのですが、同じように悩んでいる方が治す方法を求めているサイトも多く目にしました。
そこで、検査で異常がないのに胃痛で悩んでいる方と、一緒に治す目標をもてたらいいなと思い、私自身が試してみた方法をご紹介していきたい思います。
※必ず医療機関の治療をうけてくださいね。
まず今回は、「私の胃の状態(症状)と治療経過について」お話します。
私の胃の状態と症状について
さて、私は胃痛になって4年ほどたちますが、どのような症状で、どのような治療をしてきたのかをお話していきたいと思います。
胃痛になって1年目
主な症状
- みぞおちあたりが焼けるような感じ
- いつも、もやもやと胃痛を感じる
最初の症状がでたのは風邪薬を飲んでいた夜中に起きました。
その時は、病院で処方された風邪薬があわなかったのかなと思いました。
風邪薬は解熱剤なども処方されるので、胃が荒れると聞いたことがありますよね。
胃痛が治らないので、風邪薬を処方していただいた病院へ行き、胃酸を抑える薬を処方していただきました。
しかし、多少は治まるが、なかなか胃痛が治まらない。
これは消化器内科の方がよいのかな?と思い、別の消化器内科の病院へ行きました。
(風邪で診てもらった先生は循環器内科)
消化器内科では、もう少し強い胃酸抑制剤を処方され、飲むことになります。
そして症状はこの薬を飲んでいるとき治まるのですが、薬が切れるとモヤモヤ~と胃痛がおきていました。
結果は「異常なし!」
胃痛を感じているのに、胃の中はとってもきれい。胃痛が起きているような状態ではないのです。
ん?どういうことなんでしょう。
とりあえず胃酸抑制剤を処方されて、毎月、病院へ通いながら飲み続けました。
この胃酸抑制剤を飲み続けている期間が1年ほどあります。
胃痛になって2年目
主な症状
- みぞおちあたりの胃痛はあまり感じないが、もやもやと胃痛を感じる
- 座位状態に感じやすい
- 舌がピリピリする
1年がたったときに、薬を飲んでいても症状があるため、内視鏡カメラ(胃カメラ)を再度受けました。
しかし、前回同様「異常なし」という結果がでます。
症状はあるけれど、胃の中は異常がないのです。
ということで、今度は胃酸抑制剤ではなく「機能性ディスペプシア」のお薬が出されます。
また1年ほどでしょうか、この薬を飲み続けました。
しかし症状は変わらず、胃痛を感じます。
胃痛になって3年目
主な症状
- 舌がピリピリする
- 胃がひきつる感じがする
- 座位の状態が特に感じる
そして3年目になり3度目の胃カメラ検査 を受けることにしました。
まぁ、予想はついていましたが、「結果は異常なし」
正直、先生も困っている感じです。そして同じように、「機能性ディスペプシア」の薬が処方されます。
うーん。これだけ病院へ通って症状が改善されない。
飲んでいる薬も効いていない。ということで、思い切って処方された分で病院へ通うのを止めました。
私の中で、検査で異常がないのであれば、胃は大丈夫だろう。と思ったのです。
ただ、不安も残るから、1年に1度は必ず胃カメラを受けようと思いました。
胃痛になって4年目
おもな症状
- 舌がピリピリする
- 胃がひきつるような痛み、みぞおちよりも左の肋骨下付近に感じる
- 座位の状態に胃痛を感じる
病院へいくのをやめて5か月ほどたったぐらい、また胃痛が気になりだします。
(5か月の間、自分でもできることを試したりしましたが、症状が変わっていません)
違う先生の意見も聞いてみたい!と思い、別の病院へかかることにしました。
すると、「胃カメラ検査は前の病院で診てもらっているので、急いでする必要はありません。しかし、なぜ胃痛が起きているのかの原因を考えていきましょう。」と言われました。
胃痛がおきる原因は、胃に何らかの原因が(胃潰瘍、胃がんなど)あり、炎症がおきている。通常胃は胃酸から守るために粘膜でおおわれていますが、それらの原因によって、粘膜がなくなり胃酸が直に触れるため胃痛を感じる。
しかし、これは胃カメラ検査で異常なしと言われているので問題はありませんが、ピロリ菌については調べる必要がありますとのこと。
胃痛の別の原因として、食物がうまく腸へ流れていかず、常に食物が胃に入ってきた状態と変わらない量の胃酸が出続けているのではということ。
ではなぜ腸へうまくながれていかないのか、胃だけでなくその先にある腸の状態もみておく必要があると言われました。
とりあえず初日は、レントゲン検査と血液検査を受けました。
レントゲン検査をしてみると、大腸に便がたまっているのがみつかります。
そう宿便です。胃の下にある大腸(横行結腸)まで便がありました。
血液検査では、なんらかの病気で炎症をおこしているという結果はみられませんでした。
ということは、便の流れが悪く胃痛がおきているのかもしれないという原因が考えられるとのことです。
では、便の出が悪いのはなぜか?ということですが、下の3つが考えられるとのこと。
- 腸が長く、便が出るまで時間がかかるから。
- 腸の動きが悪い(蠕動運動が鈍い)
- 大腸の中に何かあり(ポリープなど)、便が流れていかない。
ポリープなどは年齢的には可能性が低いが、原因を調べるうえではしておきたいということで、大腸検査をすることになりました。
そして、改めて検査を受けた結果、「異常なし」でした。同日に胃カメラもお願いをしましたが、こちらも「異常なし」で、ピロリ菌もいないとのことです。
ということは、胃も腸も問題はない!
ただ、腸はねじれていたり、むくんでいると、これは便秘の腸ということでした。
便がとどまっていることで、腸が水分をふくんで浮腫み、ねじれやすくなるそうです。
ですから、症状がなければ3年ぐらい検査受けなくてもいいよ。といってあげたいけれど、症状があるから、便通を改善してみましょう。ということになりました。
現在の状態について
主な症状
- 舌がピリピリするが、前よりよくなっている
- 胃がひきつる感じがする(みずおちの痛みはないが、肋骨の左下部分に感じる)
- 座位の状態、便秘のときに胃痛を感じる
主な症状を順にみていただくと、わかりやすいのですが、症状が変わってきています。
最初はみぞおちが痛かったのが、胃の左側になっています。
そして、痛みも焼けるような痛みというよりは、ひきつるような痛みです。
胃痛が慢性化したことで、症状が変わってきているのです。
そして今現在の治療としては、便通の改善を中心に考えています。
確かに便がたまっている感じがするときは胃痛の症状が強いのです。
常にお腹が悶々とつらく、とくに座っているときに、胃痛を感じやすくなります。
(腸が前に出てくるから?胃が窮屈?)
そして、舌もピリピリしてくるのですよね。
便通がよい状態の日は胃の症状も軽いです。多少胃痛を感じますが、辛いということはありません。とにかく腸に便を貯めないことを目指しています。
生活習慣の見直しをしていく
今回は治療や症状についてだけをお話してきましたが、治療をしっかりしながら、自分でも食事、運動など生活習慣の見直しもこれまでしてきました。
とにかく自分なりに「よくなる!」と信じて、書籍やネットなどで模索し試してきました。
効果があったもの、なかったもの、また続けられたもの、できなかったもの様々です。
そんな体験内容を次回から少しずつお話できたらいいかなと思っています。
ひょっとしたら、皆さんにあった改善方法があるかもしれませんので、参考程度に読んでいただけると嬉しいです。