【高FODMAP食除去法(No.2)】準備編:家族と自分の食事など、どんなことに注意したらよいのか(過敏性腸症候群は食事で治る?!)
お腹の不調を治したいために、過敏性腸症候群に効果があるといわれる高FODMAP除去食をすることにしました。
それにあたって下記の通り、準備することがあると思い、それらを考えてから始めようと思っています。
- これから食べる低FODMAP食はどんなものがあるのか調査する
- 家族の食事と自分の食事をどうわけていくか考える
- 冷蔵庫やストックしてある高FODMAP食をどう使いきっていくか
まず最初に、これから食べる低FODMAP食について考えていきたいと思います。
低FODMAP食はどんな食べ物があるの?
参考にしている書籍に、野菜はこれ、穀物はこれと一覧になってのっています。
基本的にはそれらのものを食べていくのですが、困ったことに書かれているものなら大丈夫だろうと思い購入してみると、実は食べられないものが混ざっていることがあるのです。
例えば、小麦は高FODMAP食なので除去しなければなりません。
小麦を使った代表的な食べ物と言えば、パンです。
しかし食べられませんから、パンが食べたければ、米粉100%で作ったものです。
パン屋さんで売られている米粉パンは「米粉と小麦粉をまぜたもの」で多くは作られています。ですから、これらは食べられません。
食べたければ、自分で米粉100%のパンをつくるしかありません。
さらに、うどん、そば、パスタ、ラーメンなども小麦が使われています。
食べたければグルテンフリーパスタ、そばなら10割そばとなるわけです。
そういった食材をどこで手に入れるかを調査しておかなければならないことに気づきました。
そして、さらに気を付けなければいけない点が出てきました。グルテンフリーだと思って購入してみると、実は食べられない可能性があるものもあります。
これは、米粉を使ったマカロニでグルテンフリーとかかれていた商品の情報欄
グルテンフリーとしてはOKなのですが、FODMAPとしてはアウトかもしれないのです。
原材料名にあるもので、米粉以外のものに「加工デンプン、増粘剤(アルギン酸エステル、増粘多糖類」とあります。調べてみると「加工デンプン」はOKでした。しかし、増粘剤は書籍にはOKともアウトともかかれていない不明なものなんです。
※人によっては加工デンプンもアウトの人がいるそうです。(下記参照)
ネットで調べてみると、どうもアウトに近いようなのです。そうなると、除去している段階では食べないほうがよいということらしいのです。
加工食品類はこういった食品添加物が非常に多くあります。ですから食材として使えない可能性があるのです。
では、どうするかというと、
- OKなもの以外は食べない。
- 食品添加物のはいっているものは食べない。
- なるべく自分でいちから作って食べる
とした方が、面倒なことにならないかもしれないと考えることにしました。
次に、家族と自分の食事をどうわけるかに続きます。
家族と自分の食事をどうわけていくのか
家族用、自分用と別々に作るとなると手間がかかります。
ここは私が料理担当なわけなので、うまく調整するしかありません。
例えば、肉じゃがを作るとします。
肉、にんじん、じゃがいも、こんにゃくは低FODMAP食ですが、玉ねぎは高FODMAP食です。ですから、玉ねぎを入れる前に、私の分を取り置きするなどして分けていく必要があります。
そして家族にもある程度、了解を得て低FODMAP食をとってもらうことにしました。
冷蔵庫やストックしてある高FODMAP食をいつ使うのか
消費期限や賞味期限をみながらになりますが、高FODMAP食を除去する期間としては、4週間をみています。
その間に期限がくるものは、先に食べてることにし、期限が長いものに関しては、除去後に行うチャレンジ期間(どの糖質が大丈夫かを確かめる期間)で使うようにしようと考えました。
高FODMAP除去食をスタートするまえに準備は必要
先日、子どもが「そばが食べたい」と言ったので、一人ずつそばをゆでていたら大変だと思い、全員が「10割そば」を食べよう!ということになり、買いに行きました。
すると、いつものお店には売っていないのです。ですから、別のお店に行き買うことになりました。
食材を手に入れるにしても、お店によってはあったり、なかったりすることもあり、結構大変なのです。
ですから事前にしっかりと食材をどこで手に入れるか調査をしたり、レシピを考えたりと色々と考えなければならないことがあると気が付きました。
もう少し調べたら、実施したいと思います!
★高FODMAP食除去を開始して1週間の記事
FODMAPを知る上での必読書です。
試される方はこの本がおすすめです。